2008/8/31 ミツバチが広げる銀座の環境づくり 

松屋銀座 広報課:矢吹直子氏・販売促進課:河野新平氏

松屋銀座 広報課:矢吹直子氏・販売促進課:河野新平氏

まず活動からはじめる。活動を通じてエコを知る

 
 

名 称

松屋銀座

住 所

東京都中央区銀座3-6-1

お問合せ

03-3567-1211(代表)

関連情報

松屋銀座では屋上を長らく遊園地として活用していましたが、5年前に閉園してからは、テーブルとイスを置いた休憩スペースとしていました。しかし、コンクリートで覆われた屋上は、夏場になると目が痛くなるような日差しが照り返して、大変に暑く、快適なスペースとは言えませんでした。このため、私たちは夏場でも快適に休憩できる屋上が提供できないかと検討して、地域で取り組んでいる打ち水に参加するなど対策を進めていました。

そんなとき、テレビ番組の企画で屋上が緑化されました。私たちはこれを機会として、テレビの収録後も環境改善に関心のある社員のボランティアで有志を募り、屋上を活用した社会貢献に取り組もうと「銀座グリーンプロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、銀座ミツバチプロジェクトと連携して、銀座の屋上から環境を発信するもので、野菜や花づくりを通じてヒートアイランド現象などの社会的な環境問題の緩和に貢献することを大きな目的としており、メンバーがキュウリやトマトなどの野菜、ラベンダーなどの花々を植え、管理しています。また同時に、単に屋上で緑を作るだけでなく、緑を通じて環境を実感することによって、社員の環境に対する意識を高めていくことも目的のひとつとしています。

このため、プロジェクトを立ち上げるための参加者を募集するにあたっても、遊び半分で取り組んで欲しくないと考え、希望者には参加理由を提出してもらいました。しかし、これは全くの杞憂で、ぎっしりと書き込まれた参加理由から、各々の社員が実は個人レベルでは環境や緑について高い関心を持っており、個人としてこれらに取り組む機会や場、「環境のために私ができること」を求めていたことがわかりました。

屋上のスペースには限りがありますが、人の活動には限りがありません。私たちは個々の社員がもっていた環境や緑への想いが、プロジェクトを通じて周りの人々に共有・共感され、銀座から発信されることでより広まりより高めていければと考えています。すでに、水やりや雑草とりなどの活動を行っていますが、実際に土と緑に触れることで、「これまで嫌っていた虫も環境なんだ!」「緑をつくっているこの手間が大切だね!」と気づいたりすることで、環境と自分とのつながりを実感しやさしい気持ちが生まれています。

今後も採れた野菜を使ったカレー作りなど、屋上での取り組みが楽しくなるイベントを仕掛けて、社員の活動に対するモチベーションを高めると同時に、この活動をきっかけとして、環境について「気づく」「考える」人づくりに貢献したいと考えています。

2008.08.31