和紙の原料となる楮(コウゾ)という植物をボランティアのみなさまにお手伝いいただきながら、本日収穫しました。
この活動は、2012年に高知県に住むオランダ人和紙職人のロギール・アウンテンボーガルト氏が銀ぱちを訪れ、和紙がユネスコの無形遺産に登録されても、原材料の多くが海外に頼る状況だと訴え、そこで、中央区にある施設の屋上で楮と三椏(ミツマタ)を植え、A3判3枚の『銀座産和紙』を作ったことがきっかけになっています。
収穫した楮は高知県梼原町のロギールさんに送り、春には銀座産和紙として完成予定です。
ビルだらけの銀座でも和紙の原料を作ることができる、日本の伝統工芸のサポートと発信を屋上緑化活動を通じて行なっています。
今回はロギールさんの息子の陽平さんが高知から参加され、楮の収穫方法など伝授くださいました
また、収穫後の紙パルプ会館上のBeeGardenでの昼食会の際には、和紙文化研究会の日野楠雄さんによる、銀座産和紙と他の紙との墨の滲み方の違いなどを勉強させていただきました
春に和紙が出来上がるのが楽しみですね!