10月23日火曜日、銀座5丁目の晴海通と昭和通の交差点に位置する、白鶴酒造ビル屋上に、酒米生産現場を見学しました。
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向こう側に汐留の高層ビル群を眺めながら、たわわに実った稲穂が不思議な景色を見せています。屋上からすぐ下を見下ろすと、そこにはすぐに歌舞伎座の建物が・・
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管理されていた白鶴酒造の鈴木部長さん、小田次長さんたちの努力は大変だったようで、ビル風対策、毎日の水遣り管理、台風の時は稲のプランター100個を全てビル内に避難させるほどでした。
休日もないと仰るのですが、そのお蔭で、10月末に稲刈りをするところまで来たようです。およそ40キロの酒米が取れそうだと顔をほころばせます。やはり生き物を扱う皆さんの笑顔は違いますね・・
この酒米を灘の研究所にもって行き、ここで銀座産日本酒を750ミリリットルで80本くらい出来るだろうと予想されていました。
白鶴酒造のビル屋上から正面に紙パルプ会館が見えます。直線で300メートルほどとても近い距離、当然銀パチたちもお邪魔していたそうで、花粉を頂いたり水を飲みに出かけたり、お世話になったことでしょう。
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来年は、是非銀座のビルで出来たお酒とコラボしましょうと、お声掛けいただきました。
松屋さんの屋上野菜と、白鶴さんの屋上日本酒、そして銀座のハチミツと、銀座で新たな試みが広がっています。